妻から離婚を求められたとき

 結婚してずいぶん年数も経った。家族のために一生懸命働いてきた。特別仲が良いわけではないが、夫婦とはこんなものか、と思っていたら、ある日突然妻が出て行った、妻から離婚を求められた・・・

意外でしたか

 意外でしたか。やはりでしたか。
 意外だったという人は、毎日一緒にいても、長年一緒にいても妻の気持ちが分かっていなかったと言わざるをえません。
 「苦労して外で働いて生活費を入れて家族の生活を支えてきた」ことで全てが解決されるわけではありません。家族の生活を支えてきたことと、妻の気持ちを考え、妻の気持ちを大切にすることとは全く別の問題です。
 妻から離婚を切り出された夫は本当に辛いようです。
 しかしながら物事には全て原因があります。
 結婚する前は冷えてはいなかったでしょう。
 どこで、どこから妻の心は離れたのでしょうか。
 離れていたことすら気付かなかったのではないでしょうか。

あなたは本当に結婚生活を続けたいですか。それは何故ですか。

 ところで、あなたは本当に結婚生活を続けたいですか。
 続けたいと考えている場合には、何故続けたいのでしょうか。
 生活が不便になるからという気持ちはありませんか。
 さびしいから?
 自分の気持ちとも向き合ってみましょう。
 良く分析してみると、意外と妻は必要がないかもしれません。
 そうであれば、さっさと離婚して第二の人生を歩みましょう。
 もし、妻が本当に必要であるとの結論に達したのであれば、修復するために、血のにじむような努力をしましょう。ここで注意すべきは、多少の努力では足りない、血のにじむような大変な努力が必要だということです。離れた心を取り戻すには、長い年月をかけて形成された大きな溝を埋めるには、多少の努力では足りません。また多少の努力で済ませようとしていれば妻はそのような夫の心を直ぐに見透かしてしまいます。
 中途半端がいけないのです。人間直ぐ元の癖が出て、楽な方に走りがちです。うまくいっていないということは、歩んできた道が間違っていたということですから、これを直視し、修復する熱意と継続する努力、その前提として深い愛情が必要です。

努力してもだめなこと、遅すぎたということもあります

 しかし、仮に修復への決意をし、努力をしたとしても、遅すぎたということはあります。
 完全に気持ちが離れてしまったのであれば、妻の気持ちを取り戻すことは不可能でしょう。
 そのときは、あきらめて妻を解放してあげましょう。それが、あなたができる、妻への愛情を示す、最後の行為です。